|
メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)は生活習慣病を引き起こしやすいと言われる現代病です。
最悪の場合死に至る恐ろしい病気なのですが、日本では患者数が増加傾向にあり、国でも対策に乗り出しています。
この病気になる原因はいくつかあります。
まず一つが食べ過ぎによるものです。
メタボリックシンドロームは肥満でもありますので、運動量以上のカロリーを摂取してしまうと内臓脂肪も付きやすくなってしまいます。
仕事がある方などはカロリーの高いビールなどを付き合いで飲むことも多いでしょう
そうした方はカロリーを控えることもしにくいかと思いますので、休日や飲み会のない日は低カロリーのものを摂るなどしてバランスをとることをお勧めします。
また、夜9時以降は日中よりも体が脂肪を蓄えやすいので、できるだけこの時間帯には食事をとらないようにするといいでしょう。
二つ目の理由は運動不足です。
人が食事を摂るのは呼吸などの生命活動を維持するためと、活動するのに必要なエネルギーを確保するためです。
現代は車や電車などの交通手段が発達し、仕事もデスクワークであることも多いため、慢性的な運動不足となっている方が多く、摂取カロリーが平均の数値であっても摂取カロリーが消費しきれずに脂肪としてお腹にたまってしまうケースもあります。
そんなに食べてないから大丈夫と思って油断している方も多く、注意が必要です。
三つ目がストレスによるものです。
現代はストレス社会とも言われており、私たちは絶えず何らかのストレスにさらされています。
強いストレスやストレスが蓄積されていくと自律神経に影響が及び、不規則な生活やホルモンバランスの乱れにつながります。
ホルモンは私たちの体に様々なはたらきをする物質で、これがおかしくなってしまうと太りやすくなったり不眠症になったりする危険性があります。
ストレスを貯めないというのは難しいので、好きなことをしたりカラオケで大きな声で歌ったりなどして小まめにストレスを発散するといいでしょう。
|